わな猟の流れに沿ってご紹介します。

【活動内容】
・アニマルトラッキング
・わなの設置
・わなの見回り
・止め刺しの見学
・運搬、解体、精肉
・ランチ、お肉のシェア

アニマルトラッキング

フィールドを歩いて観察し、けもの道、足跡、糞、食痕など動物が頻繁に通過しているエリアを見つけます。

時には「トレイルカメラ」と呼ばれる暗視カメラを使い動物の行動ルートを割り出します。
日中は警戒して姿を見せない動物たちのリアルな様子を観察することができます。

わなの設置

痕跡から行動パターンを予測して「ここぞ!」という場所にわなを設置します。うまくいけば翌日に獲物がかかっていることもあるので動物に見破られないように丁寧に設置します。

※狩猟免許を所持していない方は設置の練習が行えます。

「くくりわな」や「箱わな」の扱い方はもちろん、組み立て、メンテナンスなども詳しくレクチャーします。

※原則として活動時はこちらで準備したわなを使用します。

見回り

わな猟を行う上で一番の負担でもある設置したわなの見回りです。1日最低1回は行います。現在土日+金or月曜日のサイクルでわなを稼働させていますが会員さんの動き方次第では更にわなの設置期間を延長できるようになるかもしれません。

「狩猟」と聞くとなんとなくシカやイノシシを連想しがちですが福岡の山中にも写真の「アナグマ」のような里山動物がたくさん生息していて、我々が食べる分を少しだけ里山から「シェア」してもらいます。

止め刺しの見学

ついにわなに獲物がかかりました。
止め刺し(とめさし)を行い命を奪います。


※狩猟者登録をされていない方は安全な距離からの見学のみとなります。

運搬・解体・精肉

獲物を解体場所まで運んで皮を剥ぎ解体し、
お肉を部位ごとに分ける精肉まで行います。
この作業は狩猟免許をお持ちでない方でも参加可能です。

ランチ、お肉のシェア

期間中特定の活動日は【定期集会】と言って獲れたお肉を調理し、昼食をみんなで囲みます。
解体した時にしかありつけない狩猟鳥獣のタンやハツ、レバーなど野外ならではの豪快な調理で頂きます。

揃えるのにお金のかかるわな器材
見回り、止め刺し、運搬、解体の負担
役に立ったテクニック、
そしてお肉。
残さずみんなで「シェア」します。