【コラム】狩猟ナイフの選び方

止め刺し、解体、ちょっとした薮払いや作業など
狩猟では必須級のアイテムであるナイフ。

材質やサイズ、ブランドなど様々な要素がある中で狩猟を始めたての頃は

・革製シース
・刃に厚みがある
・ぬくもりのある木のグリップ
・価格もそれなり

「いかにも」なナイフを使用していましたが

・止め刺し後にシースに戻す際の衛生面
・研ぐのにコツがいる
・煮沸消毒する際のグリップへのダメージ
・値段が頭をよぎってガツガツ使えない
等々ありまして

狩猟を始めて5年が経過しようやく落ち着いた2本を紹介します。

◆止め刺し、解体前の脚はずし用

G・サカイ アウトドアクッキングナイフ 直刃 10820

価格:3782円
(2024/11/17 17:13時点)
感想(13件)


サビナイフで有名なG・サカイの一品。
刃渡りもほどほどあって軽く、適度にしなり、グリップもエンボスになっているので滑りにくいです。
片刃になっているので研ぐのも簡単でメンテナンス性も◎

◆解体用

SWISS TECH ナイフ キャンプ ナイフ アウトドアナイフ シースナイフ サバイバルナイフ 全?22cm アウトドア キャンプ 防災 釣り 登山用 専用シース付き

価格:1980円
(2024/11/17 17:01時点)
感想(1件)



最初は候補にアウトドアマン御用達のモーラナイフもありましたが
こちらが絶妙に安価だったため採用しました。
(モーラはみんな使っているし…な気持ちがあったのも確かですが)
こちらもグリップがしっかりしていて滑りにくく
シースがどちらの方向から差し込んでも固定されるのが地味に便利です。

持論としては「研げば切れる」なので
もちろん高価なナイフは箱出しの時点で切れ味もありスパッと切れますが
しっかりと研いであげれば止め刺し、解体では充分だと思います。

100均で揃えたお手製「革砥」を使って磨く、作り方は別の機会に。

また、この2本の共通点は「シースが樹脂製」であり、丸洗いが可能です。
自分は細めのビットで穴をいくつか開けて洗浄後乾きやすくしています。

穴だらけ。。。洗浄や漂白殺菌の際に便利。

決して褒められた話ではありませんが
多少「壊れてもいいや」くらいの気持ちでガツガツ使えるのも精神的に◎です。
3年使い込んでもどちらも目立った破損は無く頼れる相棒となっています。

人によっては普通の包丁、文具のカッターナイフでサクサクこなされる方もいらっしゃいます。
結論自分で選んで手に馴染んだものが一番ですがナイフ選びの目安になれば嬉しいです。

※「狩猟」という目的で必要な時のみ使用しています。不必要な場面での携行や使用は罰せられますのでご注意を。