【コラム】猟師にはならなくていい

FUKUOKAわなシェアメンバーによるコラム掲載
FUKUOKAわなシェアのメンバーが執筆するnote記事を掲載(転載)します。
第1回は、わなシェア6期会員から7期運営に大抜擢の
いでこーによる「猟師にはならなくていい」意味深なタイトルに隠された想いとは。
本文、他作品はこちらから↓
https://note.com/tobali_yoruno
猟師にはならなくていい
私は今年、「FUKUOKAわなシェア」という狩猟団体の運営メンバーをさせていただくことになりました。
他の運営メンバーが怒って「止め刺し」に来そうなタイトルですがちょっと待って!
ちゃんと勧誘に繋げるからその鉄パイプを離してください。
実を言うと私は獣害対策も、狩猟人口の増加も、里山保全も「できたらいいな」くらいにしか思っていません。そういう立派な動機を持った猟師になるのは狩猟に長く携わってからでいいと思っています。
私はFUKUOKAわなシェアを通して、参加者の方に狩猟の世界に触れてもらうだけでいいと思い活動します。今まで知らなかった世界を知ってもらえて、意外と悪くないじゃんと思ってもらえたら私としては大成功です。(なので、参加してもらえた時点で目標達成です。ハードルは低く低く)
どういうことか説明のため、少し自分語りをさせてください。
狩猟免許取得のきっかけ
私は昨年狩猟免許を取りました。狩猟免許を取った理由は2つあります。
一つ目は、変なものを食べることに興味があったこと。茸本朗さんのYouTubeにはまって、カメとか、セミとか、サソリとか食べたりしてました。その流れでシカ、イノシシなどのジビエに興味を持ちました。
今では、ジンギスカン屋で友達に「アライグマと同じ味がするね」と言ってドン引きされる変人になってしまいました。
二つ目は、モンハンが好きだったこと。中学生の時にモンハン2Gが流行ったのにPSPを買ってもらえなかった反動で、大学生になってからは4G、ダブルクロス、サンブレイクと睡眠より一狩り行っていました。そんな中で本当にハンターになったら友達にウケるんじゃないか?と思い資格を取りました。
・・・めちゃくちゃしょうもない理由ですよね。
こんなんだから、最初はペーパードライバーみたいに”ペーパーハンター”になる気まんまんでした。
でも、せっかく資格取ったのなら少しくらい狩猟してみたいなという気持ちもありました。
FUKUOKAわなシェアとの出会い
いっちょ狩猟(しゅりょ)ってみますか、と思ったはいいものの、わな仕掛けるってなに?どこに仕掛けていいの?わなって買うの?などなど何もわからない状態だったので、とりあえず「福岡 罠猟」で検索してみたのがFUKUOKAわなシェアとの出会いのきっかけでした。

説明会の日は予定があったので、個別のオンライン説明をお願いしました。
説明を受けて、参加費結構痛いなとか、なんか怖いけどテレビで紹介されてるなら安全な団体か…?など不安なことはありました。野蛮な山賊みたいのに囲まれて「獲物はお前じゃあ!」とか言われてもおかしくないわけですよ。しかし、自分が知らない世界への興味が勝り参加を決意しました。
FUKUOKAわなシェアでの活動をしてみて
大げさに聞こえるかもしれませんが、FUKUOKAわなシェアに参加したことで、私の人生はとても楽しいものに変わりました。
テストにはわなシェアで予習したところがでるし、わなシェアに入会してから新車も買えた!さぁみんなもFUKUOKAわなシェアに参加しよう!!
・・・というのは冗談半分ですが、本当に活動を通して人生が変わったと思っています。

私事ですがその頃は、大学は留年して、就活にも失敗して、田舎の工場で派遣社員をしていました。
20代も後半でなんとなく焦り始めていて、「自分には何ができるんだろう…」と自己肯定感どん底状態でした。
しかし、FUKUOKAわなシェアの活動を通してそんな価値観ががらりと変わっていきました。
FUKUOKAわなシェアの活動の根幹は「シェア」することです。道具や、場所だけでなく各々の能力を「シェア」して活動します。
狩猟免許は取り立てで、魚くらいしかさばいたことがないので、その点で役に立つことはできません。
しかし、狩猟は幅広く、奥深いです。野生動物との生命の取り合いですからできることは何でも役に立ちます。
獲物を運ぶための力仕事も必要だし、料理が上手な人がいるとみんな大満足です。解体するときにナイフなど道具を使いやすくそろえる心遣いも大事です。屋外作業なのでキャンプができる人は焚火を作るし、解体場所を設置するためDIY経験も役立ちます。
毛皮で物を作るには裁縫ができなければいけないし、胃の内容物の成分分析で食性や分布傾向を調査している人もいます。
本当に「なにができるんだろう」ではなく「何かできるなら役に立てる」世界でした。
そして、わたしは「何でも役に立つなら、何でもできるようになりたい」と思うようになりました。
昨年はシカの毛皮をなめしてみたり、頭骨の標本を作ってみたりしました。
狩猟以外でも、絵をかいてみたり、楽器を始めてみたり、文章を書いてみたりいろいろなことに挑戦しています。もしかしたら広報で役に立つかもしれませんから。
こんな風に、狩猟を通して興味の幅がめちゃくちゃ広がり、人生観が大きく変わりました。
だから、私はFUKUOKAわなシェアの活動を通して、狩猟の奥深さを知ってもらい、あわよくば食べるだけでなく作る方にも興味を持ってもらいたいと思っています。

FUKUOKAわなシェア7期会員募集中
というわけで、FUKUOKAわなシェア今期も会員募集中です。
参加者募集は2025/11/16(日)まで行っています。
最初はほんとに、「美味しいジビエ食べたいから」とか「モンハン好きだから」が動機で大丈夫です!参加したらどうせ沼るんだから。
説明会は終わってしまいましたが、資料の送付や個別のオンライン説明会を行いますので興味がある方は連絡お待ちしています。
HPでもインスタでも私に直接でもなんでも大丈夫です!
引用元:https://note.com/tobali_yoruno/n/n09ca3409ce2b
(文責:いでこー)


